相続した不動産売却で後悔しないために
気を付ける4つのポイント
親が住んでいた家を相続した場合にどうしたらいいのかわからず、納得いかない結果となって後悔するのは嫌ですよね。実家の売却で後悔しないために、気を付けるべきポイントをご紹介します。
まずは、実際に不動産売却でよくある後悔のポイントから確認していきましょう。
・思っていたよりも税金が高額だった
相続に関して1番よく聞く後悔ポイントが税金についてです。しかし、税金には様々な特例があるため、それによっては数百万という違いが出てくる場合もあります。知らなかったでは済まされない節税の知識が大切です。
・なかなか売れず、費用がかさむ
相続だけしたものの売るのに手間取ったり、売り出してもなかなか売れなかったりすると固定資産税がかかってきます。また、時間がかかればかかるほど建物は老朽化し、トラブルが発生しやすくなるため、そのための修繕費等もかかってくる場合があります。
・建物の放置や更地にしたことでの増税
相続したまま放っておいたがために、「特定空き家」に指定されてしまう場合があります。
そうなると、「住宅用地の特例」として適用されていた固定資産税への減税がなくなり最高で6倍ほどにまで膨れ上がる場合もあります。
また、更地の方が売れやすいからと更地にしてしまって売れなかった場合も、同様に特例から外されてしまうので要注意です。
その他にも、相続した不動産売買には様々な後悔がつきものです。こういった後悔を避けるためにも、今のうちから気を付けておくべきポイントを挙げていきます。
ポイント① 税金の知識をつける
上にあげた後悔ポイントのほとんどが税金に関することです。やはり、相続した不動産を売却するにおいて一番大切なことは「節税」です。
自分が不動産を相続する可能性が少しでもある方は、今のうちから税金について学んでおくことをおすすめします。不動産セミナーなど無料の講座などもたくさんありますので、まずは一度参加してみるのはいかがでしょうか。
ポイント② 売却は適正価格で
少しでも高く売りたいという気持ちから、一番査定額の高いところで売却しようとしたものの、売れずに費用や時間ばかりがかかってしまう。もしくは、早く売りたいからと相場よりも安い価格で売ってしまいその後に後悔するというパターンもあります。査定額は高すぎても低すぎても売る方にとっては良くありません。適正価格を知るためにも、自分自身で相場を調べるようにしましょう。
ポイント③ 物件の魅力を引き出す
親から受け継いだ実家などは築年数が経っている物件が多いと思います。そのような物件に手を入れることには及び腰になりがちです。しかし、手入れの行き届いていない物件は査定額に響く恐れや、売れ残ってしまう場合もあります。水回りのリノベーションや壁の補修など部分的なリフォームを行うだけでも物件の魅力は大きく異なります。業者を使わなくても自分でできる掃除や補修などは積極的に行うようにしましょう。
ポイント④ 早めの行動を!
相続はある日突然やってくるものですが、事前にできることはたくさんあります。まだ自分には関係ないと思わず、知識の蓄えや相談などできることは今のうちから初めておきましょう。特に土地の相続は売る・売らないで兄弟や親族との関係性もこじれがちです。触れづらい話題ではありますが、積極的に話し合っておくことでスムーズな不動産売却へとつながります。
不動産を相続する可能性のある方は、ぜひこれらのポイントをご参考いただき、ご満足いく不動産売却ができるようみつやもお手伝いさせていただければと思います。
みつやは、建築と不動産売買を一体化させ幅広いネットワークを活かした家づくりを行っています。そのため、お客様がどのように物件を売却したいと考えておられるのか、弊社のネットワークを駆使してお客様のご要望にお応えするベストな売却方法をご提案いたします。また、相続対策等のご相談も承っておりますので、まずはお気軽にご連絡ください。